もう、どうにでもして…
あらゆる欲情が詰まった、極上のアンソロジー。
このエロス、手にとってお楽しみください。
■本書の収録作品
睦月影郎(むつきかげろう)「フェロモン人形」
草凪 優(くさなぎゆう)「あふれる」
八神淳一(やがみじゅんいち)「歌舞伎町(かぶきちょう)リベンジ」
庵乃音人(あんのおとひと)「隣室」
館 淳一(たてじゅんいち)「人妻すとりっぷ」
小玉二三(こだまふみ)「いざよう二人」
和泉麻紀(いずみまき)「奪い還(かえ)して」
牧村 僚(まきむらりょう)「江古田(えこだ)スケッチvol.1」
そっくりのラブドールを購入するほどの彼女への恋慕、年下ヌードモデルとのファインダー越しの熱い駆け引き、歌舞伎町(かぶきちょう)の一角のバーに集(つど)う男女の倒錯、愛する女が抱かれる声を聞き燃える劣情、知り合いの妻の秘密を知る興奮、叱(しか)られることで感じるマゾヒスティックな快感、卒業間近の大学生たちの哀惜……。心掻(か)き立てる官能の真髄(しんずい)を描く、傑作官能アンソロジー。