巨魁・天海に立ち向かえ!
“三種の神器”を得て力を増す
怪憎に、天草四郎復活を願う
忍び衆“聖騎士”の命運は!?
幕府の切支丹(きりしたん)弾圧の首魁(しゅかい)である天海(てんかい)が江戸から消えた。天草四郎(あまくさしろう)から力を授かった聖騎士であり、江戸の長屋で庭師として暮らす寅太郎(とらたろう)は、天海を追い、安芸(あき)広島藩へと旅立った。そこで、古(いにしえ)からの海の力を伝える少女と出会い、天下の名庭・縮景園(しゅっけいえん)では新たな平和な世を思い描く。だがその前に“三種の神器”を飲み込んだ天海が立ちはだかる! 大河伝奇、最高潮へ。