羞恥(しゅうち)と貪欲(どんよく)が交錯(こうさく)する眼差しと、匂い立つ肢体
及川美里――俺を翻弄し虜(とりこ)にする、“最後の女”…
俺は、青いリンゴより熟(う)れきったマンゴーの方が断然好きだ――。年上のシングルマザーに手ほどきを受けたことで、熟女の魅力にはまった藤尾敦彦(ふじおあつひこ)。30歳になり、人妻のセフレ達との関係を清算し、婚活を始めることに。一目惚(ひとめぼ)れした、39歳の及川美里(おいかわみさと)を紹介してもらうが、謎めいた言動に翻弄(ほんろう)されて……。熟女の滴(したた)るような色香とエロスを濃厚に描き出す、傑作官能。