平和相互銀行事件、リッカー倒産、イトマン事件、
そして東電株主代表訴訟……。
バブル時代――
経済界の曲者(くせもの)たちと渡り合った
凄腕(すごうで)のビジネス弁護士、
現在――
反原発の急先鋒(せんぽう)。
乗っ取り、粉飾(ふんしょく)、権力闘争。バブル紳士たちの野望を時に打ち砕き、時に成就(じょうじゅ)させた男がいた。河合弘之(かわいひろゆき)――バブルの喧騒のなかで、ビジネス弁護士として立身した男は、昭和、平成の数々の経済事件の裁判において、大胆な着想、豪胆な奇手を用いて圧倒的に勝利し、“凄腕”の名をほしいままにしてきた。現在、反原発の先鋒(せんぽう)として闘い続ける彼の信念とは? 魂の闘争録!