大好評 悦楽道中記第2弾!
姫を護(まも)る凛々(りり)しき腰元の、あられもない姿。
美女二人の出奔(しゅっぽん)の旅に同行することになった新九郎。
古寺に野宿の夜、驚くべき光景が……。
国家老の悪政を暴くため駿州中田(すんしゅうなかた)藩から出奔(しゅっぽん)した小夜(さよ)姫と腰元綾香(あやか)を、無宿人の新九郎(しんくろう)は追手から救った。元は武士だった新九郎は姫の心情を汲(く)み、共に江戸を目指す。最初の宿場町丸子(まりこ)で野宿の夜、夜の眠る隣で綾香は突然自分を慰(なぐさ)め始めた。普段、姫を護(まも)る献身的な腰元の欲望に従順な姿に、驚き昂(たか)ぶる新九郎。二人は秘事に溺(おぼ)れていくが――姫は眠っていなかった!?