そちが、風神の子か――
戦国の猛将たちに
恐れられた伝説の忍び、
ふたたび参上!
感動時代巨編『風魔』の
語られなかった物語
「風神の子」と恐れられ、北条(ほうじょう)氏に仕える忍びの中でも、風魔(ふうま)の小太郎(こたろう)は、桁(けた)外れの巨躯(きょく)と相まってその能力は抜きんでていた。その小太郎が武田(たけだ)を滅亡に追いやった織田信長(おだのぶなが)より名指しで呼び出される。待ち構えた信長は、進上馬(しんじょうば)に乗り小太郎に銃口を向ける。そして、発射された銃弾の行方は――。戦国の猛将らと闘った希代(きたい)の忍び『風魔』、その知られざる物語。