水では消えない火、噴き出す炎、自然発火……
悪夢、再び!
江戸の火消たちは再び団結し、すべてを奪う火龍(かりゅう)に挑む。
累計35万部突破!「羽州ぼろ鳶(とび)組」
読んだら誰かに薦めたくなる面白さ!
天才花火師と謳(うた)われるも、愛娘(まなむすめ)を花火の事故で喪(うしな)い、妻も世を儚(はかな)み命を絶(た)つ──。明和(めいわ)の大火の下手人秀助(ひですけ)は、事故の原因たる怠惰(たいだ)な火消しに復讐を誓い、江戸を焼いた。二年前、新庄(しんじょう)藩火消頭松永源吾(まつながげんご)と対決の末捕えられ、火刑となったはずだが、朱土竜(あけもぐら)、瓦斯(がす)と、秀助と思(おぼ)しき火付けが今再び起きる! 秀助は生きているのか? 江戸の火消が再び結集し、猛(たけ)り狂う炎に挑む。