これはアメリカ絶対有利の「不平等制度」、日本の「国損」システムだ!
農林水産業、医療・薬品、生産業、保険、知的財産……
日本国民の知恵と汗の結晶が、一瞬にして崩壊する!
信条や社会的立場を超えて、全国民がTPPの阻止に向けて
一致団結することが求められている。(原中勝征 本文より)
まだ間に合う!「参加」を白紙に!
第1章 「国損」を生み出すTPPは、阻止しなければならない
第2章 TPPが日本にもたらす弊害、そして交渉の現状
第3章 TPPは日本を台無しにする!「現場からのレポート」
第4章 アメリカはTPPで世界を「どう変えて」しまうのか
第5章 TPPを絶対阻止!危機に瀕する国内各地の声
なぜ、アメリカは強圧的に参加を求めるのか
TPP阻止国民会議事務局長 首藤信彦(前衆議院議員)
アメリカがTPPを推進する目的は、経済成長著しい、またハイテクなど新技術の苗床となっているアジア太平洋地域の、アメリカによる「管理」である。なぜそこまで、強引にTPP構想を進めるのであろうか? その背景には、世界経済におけるアメリカの相対的凋落がある。
〈中略〉
アメリカの財政赤字を補填するには経済成長著しいアジア太平洋地域のキャッシュ・カウ(現金収入をもたらす乳牛)を管理することがどうしても必要となったのである。(本文より)