HOME > 書籍 > 祥伝社の書籍 > 勤勉の哲学




日本人を動かす原理・その2
勤勉の哲学
キンベンノテツガク
著者名 山本七平
在庫なし

※在庫について
ISBNコード 9784396500979
判型/頁 新書変ソフト/344頁
価格 1,210円(税込)
発売日 2008/06/20

山本七平の代表的名著、待望の復刊
日本資本主義の本質とは!?
江戸時代の二人の思想家、鈴木正三(すずきしょうさん)、石田梅岩(いしだばいがん)を通して日本人の根元的労働観を探る!

日本人は、なぜ勤勉なのか
本書「序文」より
勤倹貯蓄、これは実に長い間の日本人の徳目であり、これを行なうことが美徳とされて来た。美徳とされて来たことはそれが一つの独立した価値、いわば宗教的ともいえる価値をもっているからであり、それが価値を持ちうることは、一つの思想の帰結だからである。
では一体その思想はどのように形成され、どのような影響を与え、どのようにして現在に結果しているのであろうか。それを探求しようと試みたのが本書である。 本書が、自己を律している伝統的規範を明らかにし、将来への予測の一助となり得れば幸いである。