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なぜ若者はトイレで「ひとりランチ」をするのか
ナゼワカモノハトイレデヒトリランチヲスルノカ
著者名 和田秀樹
在庫なし

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ISBNコード 9784396613679
判型/頁 四六ソフト/232頁
価格 1,540円(税込)
発売日 2010/06/14

他人の目が、いちばん怖い
ネット、マスコミで騒然!
「便所飯(べんじょめし)」の心理と病理を解読する

“ひとりランチ予備軍”の特徴とは!?
いちばんのダメ人間は「友達がいない奴」と認識している。
学校では「人気で決まる」身分制度に支配されている。
お酒を飲まない、酔うのが怖い。
本音を隠した友人関係で充分満足する。
いくら成績が良くても、性格が悪い子は「最低の人種」だと思っている。
周囲に流され、「物を欲しがらない」「消費しない」。

<子供に刷り込まれた「強迫観念」>
本書のタイトルに掲げた「トイレでひとりランチ」。この行為を称して「便所飯」という。この「便所飯」騒動が、いま世間で物議を醸(かも)している。
いまの子供たちは、日々苦しんでいる。友達がいない=人気者でない生徒は、落伍者と見なされ、見えない形のいじめにあっているようなのだ。
いつしか、「友達がいない人間というのは、いじめられているのだ」と刷り込まれてしまい、その強迫観念が、ちょっとやそっとじゃ消えなくなる。彼らが苦しんだ結果が、この「便所飯」騒動となって現われた。([はじめに]より)