ソニー版「破壊と創造」の全貌
(本書の内容)
第一部 ハワード・ストリンガーは何者か
もはや外国人トップしかいない
第二部 総力戦を仕掛ける
3Dをめぐる攻防
第三部 サムスンに勝てるか
苦悩するテレビ
第四部 何を破壊したのか
瀬戸際の構造改革
第五部 「唯我独尊」からオープンへ
研究開発のジレンマ
第六部 ブランドの立て直し
マーケティングの世界戦略
第七部 市場の創造
「ウォークマン」と「リーダー」の逆襲
第八部 ハードとソフトの融合なるか
ネットビジネスは立ち上がるか
「だったら、私がやる!!」
アナログからデジタルへの移行、急速なグローバル化、激しさを増すコスト競争……。
ソニーの成長にストップがかかった。そこに、リーマン・ショックが追い打ちをかけた。ハワード・ストリンガーは、危機感をもった。
どうするか!
09年4月、会長兼CEOに加えて、自ら社長となり、全権を握った。ストリンガーは、ソニーの何を変えるのか。アップルを追撃できるのか。
「ストリンガー革命」は、ソニーの改革であるとともに、日本そのものの改革にも通じる。