冤罪事件、獄中生活、小沢裁判、検察不祥事、橋本徹ブームの黒幕
金融恐慌から戦争へ……
この国の“危険な流れ”を語ろう
『売国者たちの末路』から3年
衝撃の対論ふたたび!
副島:植草一秀を罠にかけた者たちが、今もなお生き延びていることに私は気づきました。3年前、時代の風向きは明らかに変わりつつありました。アメリカの衰退(フォールダウン)とともに、アメリカの手先たち(売国奴)は末路を迎える、と私たちは断言した。ところが、あのとき、まさに変わろうとしていた時代の流れの動きは、今や押し戻されてしまったようです。“別の流れ”ができつつある。
植草:副島さんが言わんとしている「別の流れ」とは、橋本徹大阪市長を担ぐ勢力のことでしょう。関西の財界を中心に、橋本氏を支えるネットワークが形成され、「大阪維新の会」に既存の政治勢力が結集している。そして、その背後に――。(本文より)
「国家の謀略」を解き明かす!
[連続対論――副島隆彦×植草一秀]
■“獄中生活”と拷問のような取調べの全貌
■謀略を仕掛けた売国者たちは生きている
■橋本徹氏の裏に、あの竹中平蔵氏がいた
■「ファシズム」のあとは戦争が待っている
[「植草事件」公判記録――高橋博彦]
■目撃者証言の“嘘”
■事件通報時間のミステリー
■“犯人”を取り押さえた男は何者だったのか