食養研究の第一人者直伝!
からだを立て直す 食材 調味料 調理器具
「結局、何を食べればいいの?」という素朴な疑問にお答えします。
簡単でおいしい厳選レシピ57
13万部のベストセラー
『これを食べれば医者はいらない』に続く、待望の最新刊!
このひと工夫で!
いつもの食材がさらにおいしく、からだに効く
油揚げでいいだしをとる/材料を炒めるときにひとつまみの塩/味噌は2種類使う/和えものをおいしくする3つのコツ/野菜は陰陽切りで/大根は野菜の王様/たくあんで免疫力を高くする/麩は栄養満点の食材/干し野菜のススメ/若杉ばあちゃんが料理教室で絶対に使わない野菜/ニラは血液の循環をよくする/「朝の果物は金」なんて大ウソ/糖尿病には小豆かぼちゃ/きゅうりの味噌炒め、けんちん汁、昆布の炒め煮……からだを立て直す簡単レシピが満載!
75歳、病気知らずで元気な毎日。
その秘密は「一汁一菜」のメニューにあった
私の毎日の食事は、本当の一汁一菜です。一汁の「汁」は、味噌汁。一菜の「菜」は、野菜料理。つまり、ごはんと味噌汁と、旬の野菜や野草で作ったお惣菜です。
それでも、からだも心も健康そのもの。風邪も何十年とひいていませんし、病院にも行きません。眼鏡をかけずに新聞を読み、足腰も丈夫。京都の山里で山の仕事、田畑の仕事、梅干し作りに大忙しです。味噌は今年、ひとりで25キロも作ってしまいました。
私が台所でいつもやっていること、使っているものをとりあげながら、からだを元気にしてくれる「滋養のある食べもの」の知恵とコツについて、これからお話していきましょう。
──「1章 若杉ばあちゃんの料理の基礎知識」より