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団塊の秋
ダンカイノアキ
著者名 堺屋太一
在庫なし

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ISBNコード 9784396614737
判型/頁 四六判ハード/328頁
価格 1,870円(税込)
発売日 2013/10/31

西暦2015-2028年、彼らは想定外の人生に直面する。

本書は、『団塊の世代』の総決算である。───堺屋太一

未来の新聞記事付き 的中率91% 衝撃の未来予測

団塊の秋は、日本民族の秋───。
2015年、加藤清一は、出向先の財団法人から格下の組織に異動。
2017年、二度連続落選の元衆議院議員・石田光治は、再起を賭けて東奔西走。
2020年、「できちゃった婚」で家を出た愛息はよりつかず、大久保春枝は孫に会えない。
2022年、福島正男の長男は44歳、結婚歴なし。生涯独身かと老妻の不安は募る。
2025年、IT実業家から古巣の新聞社買収話を持ちかけられた古田重明。
2028年、会社倒産から立ち直り、上杉憲三は家族経営の新事業に乗り出した。

団塊の世代とは……
1960年代の「若者の反乱」は、戦争直後に生れた人口の膨みが通り過ぎる風であった。
かつてハイティーンと呼ばれ、ヤングといわれた、この「団塊の世代」は、
過去においてそうであったように、将来においても数々の流行と需要を作り、
過当競争と過剰施設とを残しつつ、年老いて行くことであろう。
───1976年刊行『団塊の世代』より