HOME > 書籍 > 祥伝社の書籍 > 僕たちは戦後史を知らない




日本の「敗戦」は4回繰り返された
僕たちは戦後史を知らない
ボクタチハセンゴシヲシラナイ
著者名 佐藤健志
在庫なし

※在庫について
ISBNコード 9784396614782
判型/頁 四六判ソフト/296頁
価格 1,650円(税込)
発売日 2013/12/02

玉音放送の流れた日だけが敗北ではない。
この国は今なお「敗戦直後」を生きている

「歴史のリピート機能」を鋭く剔出した、かつてない戦後史の視点!

「戦後の歴史を知る」とは
過去と現在の必然的な関連を知ることだ
●なぜマッカーサーは占領下の日本人にとって、昭和天皇以上の存在であり、
「神武天皇の再来」と崇められたのか。
●「何でもあり」だが現実的な保守政権と、「何でもあり」で
非現実的な左翼野党による55年体制が成立した背景とは。
●1940年代後半から1960年代にかけて、若い世代に強かった政治への関心が、
1970年を境として消え失せたのはなぜか。
●1960年代、高度成長によって物質的には豊かになる反面、
日本の本来あるべき姿、伝統的な風景が壊されていった。
●1980年代の繁栄と、1991年のバブル崩壊から現在まで続く後の混迷の間には、
いかなる因果関係がひそんでいるのか。

戦後、なぜ同じような出来事が繰り返されるのか
「経済大国化の挫折」 高度成長の終焉(1975年)

バブル崩壊(1991年)

「政権交代」 細川内閣(1993年 諸党派連立政権)

鳩山由紀夫内閣(2009年 民主党政権)

「国営企業民営化」 電電公社、専売公社、国鉄の民営化(中曽根政権 1980年代)

道路公団、郵政事業の民営化(小泉政権 2000年代)