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なぜ真珠湾攻撃という道を歩んだのか
日米開戦の正体
ニチベイカイセンノショウタイ
著者名 孫崎 享
在庫なし

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ISBNコード 9784396615215
判型/頁 四六判ソフト/512頁
価格 1,925円(税込)
発売日 2015/05/22

「史上最悪の愚策」を解き明かす!
それは日露戦争の勝利から始まっていた──
なぜ、日本は勝てる見込みのない戦いを仕掛けたのか?
元外務省国際情報局長が解読した歴史の真相!

当時の人々の声で歴史を語ってもらおうと思います。(著者)
これまで、日露戦争から真珠湾攻撃までの歴史について、数多くの本が書かれてきましたが、私は「なぜ真珠湾攻撃という愚かな道を歩んだか」という視点に絞りました。それによって、明確な糸が見えると考えたからです。この本では、できるだけ多く、当時の人々の発言を紹介していきます。後世の人間が「後知恵」で解説するのでなくて、当時の人々自らの声で歴史を語ってもらいたいからです。そして歴史にはいろんな選択肢があった、異なった道があった、その中でなぜ真珠湾攻撃という選択をしたのかを考えてほしいのです。(「はじめに」より)

日米戦争が決定的になるのは、1941年7月2日の御前会議において正式に裁可された日本軍の南部仏印進駐でした。この時から真珠湾攻撃までの最後の159日間で、この流れが確定します。それでも、この時点では日米戦争は回避が可能でした。歴史にはさまざまな「IF」があります。いろいろな選択肢があったのに、なぜ私たちは真珠湾攻撃という愚かな道を進まなくてはならなかったのでしょう。
戦後70年の今こそ、この戦争の正体を考える。