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「米中同盟」時代と日本の国家戦略
ベイチュウドウメイジダイトニホンノコッカセンリャク
著者名 杉山徹宗
在庫なし

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ISBNコード 9784396615307
判型/頁 四六判ハード/288頁
価格 1,760円(税込)
発売日 2015/06/10

彼らは机の下で手を結ぶ──
20世紀は米国に叩かれ続け、
21世紀は中国に叩かれる日本。
そして2大国は西暦2030年、
「米中同盟」を締結する……
その時、日本の採るべき道は?
答えは一つだ。

米中に“挟撃”される日本。さあ、どうする?
(本書の内容から)
●「日米同盟」の価値は減少しつつある
●日本の対中「関与とヘッジ」政策が成功しない理由
●「日本封じ込め」が米国に最大の利益をもたらしてきた
●太平洋戦争でのF.ローズベルトによる最大の対日謀略とは
●2019年完成を目指してニカラグア運河を建設する中国の狙い
●核兵器を無力化し、エネルギー問題も解決するレーザー技術
●日本は科学技術力で世界をリードできる

世界覇権を狙う中国に、日本はいかに立ち向かうか
経済力において2020年までに米国を追い抜くと見られる中国は、戦わずして勝利を得る戦略を推進するために、米国に対抗できるよう軍事力を異常なまでに増強している。その戦略は、まず日米の離間(りかん)を図る一方で、豊富な経済力を駆使して米国を国際経済の主役の座から引き摺(ず)り下ろそうと図っていることである。
経済力の衰退が始まった米国が中国寄りの政策へと転換し、近い将来、米中が同盟関係に入る可能性が出てきている流れをいかにして防ぐべきか。そして自由主義圏の絆をしっかり結び、独裁国家の世界覇権を阻止するには、どうすればよいのであろうか。(「はじめに」から)