それは、三島由紀夫との会話から始まった……
独裁者が見た「人類の終わり」とは何か?
※本書は、1988年に出版された『1999年以後――ヒトラーだけに見えた恐怖の未来図』に一部加筆し、改題したものです。
異能の予知能力者ヒトラーが残した言葉
(本書の内容から)
●『わが闘争』で予言されていた「日本」と「東アジア」の未来
●オーストリアとの国境にある山荘で予言した「ロケット」と「日本の被爆」
●ベルリンの地下本営で、側近たちに予言した「ベルリンの壁」と「少子化」
●死の直前のラジオ演説に登場する「最後の部隊」
●ニーベルンゲン復讐騎士団の将校たちを前に予言した「人類の終わり」
「人類の一部はそのとき、人類から、より高度なものに進化して、神に近い生物になっている。人類から神のほうへ進化するのだから、それは“神人(ゴットメンシュ)”と呼んでかまわない。
残りの大部分は、これも進化なのか退化というべきかわからないが、一種の機械になっているただ操(あやつ)られて働いたり楽しんだりするだけの、完全に受動的なロボット生物になっているのだ」 ニーベルンゲン復讐騎士団に語った予言より(本文6章)