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1935−1965
伝説の英国人記者が見た 日本の戦争・占領・復興
デンセツノエイコクジンキシャガミタニホンノセンソウセンリョウフッコウ
著者名 ヘッセル・ティルトマン/加瀬英明

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ISBNコード 9784396615727
判型/頁 四六判ハード/472頁
価格 2,310円(税込)
発売日 2016/07/29

満州国建国、マッカーサー、東京裁判、愛国心……
日本人はどのように生きたか。
近現代史の“基本線”となる名著復刊!

本書に描かれた3つの時代
●戦争《ある高級将校に、日本とソビエトとの戦争の可能性について質問した。すると、彼はこういうことをいった。「私の意見は、天皇陛下のご意見であります」「では天皇のご意見はどんなものですか?」と私はたずねた。「それは」彼はちょっと息をのんだ。「私にはわかりません」》「“帝国陸軍”の実力」より
●占領《占領軍人が暖かい衣服を着て、よい食事をとっており、日本人の生活水準からかけ離れてよい生活をしていたのに、日本人は何らの羨望(せんぼう)も示さなかったことが強く印象に残っている》「滅びた日本に再び」より
●復興《この三十年間のもっとも大きな違いをいえば、今日では日本は国際経済“クラブ”で十分に資格を認められ、尊敬されているメンバーであるのに対して、戦前には闖入者(ちんにゅうしゃ)として扱われていたということだろう》「日本と私」より