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「信じたいウソ」が「事実」に勝る世界をどう生き抜くか
「ポスト真実」の時代
ポストシンジツノジダイ
著者名 津田大介/日比嘉高

在庫あり

※在庫について
ISBNコード 9784396616113
判型/頁 四六判ソフト/256頁
価格 1,650円(税込)
発売日 2017/06/30

イギリスEU離脱、アメリカ大統領選、共謀罪、
安保法制、原発事故、フェイクニュース、オルタナティブ・ファクト――

嘘をついたもの勝ち
の世の中に、なぜなったのか?

最前線を疾(はし)る
メディア・アクティビストと
気鋭の日本文化・文学研究者が徹底分析!

蔓延(まんえん)する「ポスト真実」的言説
「EU拠出金は週3億5000万ポンドかかっている」
――EU離脱派
「トランプ大統領の就任式には過去最高の人数が集まった。
我々はオルタナティブ・ファクト(もうひとつの真実)を伝えている」
――ケリーアン・コンウェイ米大統領顧問
「オバマはISの創設者であり、ヒラリーもその共同創設者だ」
――ドナルド・トランプ
「(福島第一原発の事故は)完全にコントロールされている」
――安倍晋三
「憲法9条上の問題になる言葉は使うべきではないことから、
武力衝突という言葉を使っている」
――稲田朋美

「日本はポスト真実の先進国だと思っている」
「事実を伝えれば、みんな耳を傾けるだろうというのは、
伝える側の傲慢」――津田

「ポスト真実は、現代を分析するためのキーワードだ」
「ウソがまかり通る時代に対し、
個人にできることはむしろ多くなっている」――日比