情報化時代の必須知識がしっかりわかる
腕木通信、電信、電話、ラジオ、テレビ、
そしてインターネット、AI――
1794→2045
近代から未来像まで一気読み!
「生態史観」で情報の本質をつかむ
・近代情報技術の始まり「腕木通信」とは
・大英帝国の戦略を支えた電信技術
・電話が「おしゃべり」に使われるとは誰も思っていなかった
・無線の力を世界に知らしめたタイタニック号 遭難
・ラジオ黄金時代にテレビ時代を予見したデービッド・サーノフ
・コンピュータを生んだシャノンの情報理論
・そして情報は人間の「内側」へ
産業革命のあと、フランスで腕木通信と呼ばれる技術が誕生したのが1794年。そして、レイ・カーツワイルが主張する「シンギュラリティ」、すなわちコンピュータの能力が人間を超え、これまでとまったく異なる世界が現れるのが2045年とされている。
本書は、この間250年の物語だ。情報技術の過去を振り返り、現在を検証し、将来を構想する。