舞台は日本、新潟。
妖怪カメラを手に入れた2人の前に、
日本のもうひとつの顔が姿を現わした。
「読んでみたい!」の声多数!
フランス語コミックの名作
待望の日本語版!
日本の精霊たち、狐(きつね)やタヌキ、その他の妖怪たちは、田舎の道ばたや神社の影に隠れて、道に迷った旅人をいたずらしてやろうと待ちかまえている。新潟の日本海の近くに住むことになったセシルとオリヴィエは、そんな妖怪たちをフィルムに焼きつけるという、ちょっと変わった中古カメラを買う。2人は妖怪たちの姿を写真に撮ろうと追いかけるうちに、この世とあの世を行き来するもうひとつの日本の姿を描いていく。