森はいのちと心と遺伝子を守ってくれる!
1700カ所4000万本もの木を植えた著者
なぜ、今、森が必要なのか
宮脇方式森づくり・5つの視点
1.土地本来の木を植えよう
2.「混ぜる。混ぜる」。1種類だけでの木を植えない
3.植樹から3年は除草の管理、あとは自然の力
4.自分の手で木を植える
5.子供たちにいのちの大切さを教える
日本全国3億6千万本の植樹運動から世界へ発信
宮脇方式・本物の森づくりのための樹木図鑑
宮脇方式で樹を植える人々
■「本物のふるさとの森」をつくろう
日本語はうまくできていて、3本植えれば森、5本植えれば森林となります。1億2千万人の人が1人3本づつ植えれば、3億6千万本の木を植えることができるのです。
「その土地は将来使うから木は植えられない」とよくいわれます。しかし、あれもダメ。これもダメの引き算はやめていただきたい。
私が木を植えてきた1700ヵ所、4000万本といっても、それは日本列島の38万平方メートルのなかでもまだ点にすぎません。点を線にさらに帯に、じゅうたんのように日本の国土全体に「本物のふるさとの森」が広がることを、皆さんと共に実現していきたいと思っています。(本書より)