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弾正の鷹
ダンジョウノタカ
著者名 山本兼一
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ISBNコード 9784396632830
判型/頁 四六判/240頁
価格 1,650円(税込)
発売日 2007/07/12

これぞ短編の妙味! 松本清張賞作家の傑作時代小説
信長の首を獲(と)る それが我が定め!
鉄砲撃ち、鷹匠、乱波……
凄腕の刺客とその恋の行方は!?
この恋、信長の命次第!

「下針(さげばり)」
石山本願寺法主(ほっす)が信長の首に恩賞を懸(か)けた。雑賀(さいか)党の鉄砲名手、通り名“下針”は惚(ほ)れた遊び女(め)のため……。
「ふたつ玉」
主(あるじ)の六角承禎(ろっかくじょうてい)から美しい側女(そばめ)を下げ渡された甲賀(こうが)の鉄砲名手・善住坊は、峠道での信長狙撃を命じられた……。
「弾正(だんじょう)の鷹」
信長に堺(さかい)商人の父を処刑された桔梗(ききょう)は、松永弾正の側女となり、韃靼(だったん)人の女鷹匠を装い信長に拝謁したが……。
「安土(あづち)の草」
甲斐乱波(かいらっぱ)の草である庄九郎(しょうくろう)と楓(かえで)は、番匠(ばんしょう)(大工)と下働き女として安土城築城現場に潜入するが……。
「倶尸羅(くしら)」
将軍足利義昭(あしかがよしあき)から閨(ねや)での信長毒殺を命じられた江口(えぐち)の遊び女・倶尸羅は、自らを献上し信長の側に侍(はべ)るが……。