愛憎、猛毒、疾走感
映画に魅入られた怒濤の半生
絶望に満ちた少年が、
知恵と才能の限りを尽くして
“悪魔”へと変貌していく過程を描いた傑作評伝

父と子の息づまる確執があったからこそ、
子温は悪魔となって作品で家族の脆さを描き、
傑作「愛のむきだし」が生まれた。
同じ屋根の下で食卓を囲んでいてさえ、
ぶつかり合いせめぎ合うそれぞれの内なる恐れと欲望は
どんなドラマよりスリリングなミステリーなのである。（本文より）

ガガガガガガガ
君も僕も人畜有害　猛毒歯ぎしり　レッツゴー!!

なぜ父は息子に部屋を与えなかったのか？
なぜ父は息子の作品を完全黙殺したのか？
父は本当に息子を愛していなかったのか？