『下山事件 最後の証言』の著者が、
謎多き日米開戦の闇に迫る!
なぜ「真珠湾」だったのか?
欧州戦線への参戦を目論(もくろ)み、
日本に仕掛けられるルーズベルトの謀略。
開戦やむなしに至った時、命運を託された
連合艦隊司令長官・山本五十六(やまもといそろく)が見せた、
もうひとつの貌(かお)とは?
この物語は、概念としてフィクションである。――著者
1941年。米国大統領ルーズベルトは、“同志”英国首相チャーチルが苦戦する欧州戦線へ乗り出す大義名分を得ようと、開戦に踏み切らせるべく日本を挑発した。国際的に追い詰められた日本と世界の行く末は、一人の男に託される。連合艦隊司令長官・山本五十六。日本人を軽蔑(けいべつ)し、日本を嫌悪するルーズベルトさえ一目(いちもく)置く“ISOROKU”であった……。