朝鮮戦争での原爆投下を阻止せよ!
トルーマン、マッカーサー、李承晩らの謀略とは?
その狂気を粉砕すべく
飛び立った日本人パイロットの決死行!
朝鮮半島を第三の被爆地にしてはならない
昭和二十年、日本は連合国に敗戦を喫し、飛行機の操縦、航行、製造など、航空機
に関するあらゆることを禁止されていた。五年後、旧日本軍でも卓越したパイロットだ
った堀江功は米軍関係者と思しき人物に声をかけられ、高給を条件に、GHQにも
極秘の飛行訓練を開始する。その頃、朝鮮半島では新しい戦争が勃発し、北朝鮮
の背後に中国人民解放軍やソ連軍の影がちらつき始めた。一方、マッカーサーの
独断に怒り狂うアメリカ大統領のトルーマンは、彼の解任を考え、さらに共産主義の
拡大を防ぐため、原爆による決着をつけようと動き出す。やがて、計画を知った堀江
たちは、原爆の投下を阻止しようと決死の作戦に挑むが……。