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史上最大のサイバー犯罪はいかに行なわれたか
アイスマン
アイスマン
著者名 ケビン・ポールセン/島村浩子
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ISBNコード 9784396650483
判型/頁 四六ソフト/320頁
価格 1,760円(税込)
発売日 2012/01/31

盗まれたカード番号200万件。
損害額は100億円。
ネット上の闇の巨大市場(ブラックマーケット)で「帝王」と呼ばれたスーパーハッカー“アイスマン”とは何者か?──その犯行の手口、FBIとのせめぎ合いを元ハッカーの著者が明らかにした!

その男はWi-Fiから侵入(ハック)した──
2007年9月、クレジットカード詐欺の帝王“アイスマン”が逮捕された。本名はマックス・バトラー(当時35歳)。彼はセキュリティの甘いWi-Fiネットワークを悪用してコンピュータをハッキングし、200万件ものカード番号を盗み出した。そして偽造カードを作り、キャッシャー(手下)に買い物をさせ、ネットオークションで売りさばいた。また、「ダンプ」と呼ばれるカード情報をウェブサイトで“同業者”たちに売った。これにより金融機関が受けた損害額は推定8600万ドル(当時のレートで約100億円)にのぼる。アイスマンには2010年、サイバー犯罪史上最も重い懲役13年の刑が下された。しかし彼は、ハッキングでFBIに協力するという“善玉”の顔も持っていた──。
自らも逮捕歴のある元ハッカーのジャーナリストが、謎に包まれていた“帝王・アイスマン”の実像を明らかにする!