先生はまるで悪魔のようにヒドイ人…
なのに好きになるなんて
恋愛に興味がなく小説一筋の作家と
文学好きで一途なアシスタント。
歪んだカラダ関係から始まる、
最も純粋なラブストーリー。
「とろけた顔して…でも仕事は
ちゃんとやってもらわなきゃ困る。お仕置きだ――」
喫茶店でバイトをしている鈴(すず)は、文芸小説家“佐々木京介(ささききょうすけ)”に憧れ続け、編集者を目指していたが、なかなか就職できずにいた。そんなある日、“佐々木京介”が助手を公募していて、運良く面接までこぎつけることになる。しかし、そこには思わぬ落とし穴があり、雇用主は、官能小説家の“九鬼令苑(くきれおん)”、鈴は“研修”と称し、九鬼に体中を愛撫されてしまう……!
「せんせぇ…やっ…もうむりぃ…っ変になる…」
そう、助手である鈴の一番大事な仕事とは、ミステリアスな官能小説家とセックスすることだった――。