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蟷螂の檻 1
トウロウノオリ1
著者名 彩景でりこ

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ISBNコード 9784396783990
判型/頁 B6/168頁
価格 715円(税込)
発売日 2016/11/25

孤独な御曹司に植え付けられた快楽。

この男の餌食にされて

昭和の華・當間(とうま)一族

地方名家・當間家の跡取りとして厳しく育てられてきた育郎(いくろう)は、座敷牢に匿われる妾腹の兄・蘭蔵(らんぞう)に父の関心のすべてを奪われていた。

辛くとも気丈にふるまう育郎だったが、そのそばには、常に一人の男がいた。

典彦(のりひこ)。
育郎が幼い頃から仕える年上の使用人である。

典彦は、孤独な育郎を蛇のように愛でた。
深い口づけを教え、性処理とうそぶきながら股を開かせ、その長い指で尻を抉った。
そうして育郎に快楽の種を植え付け体をいやらしく変えていった。

そして数年後、事態は一変する。
當間家当主が死に、育郎が次代を継ぐ時が来て──!?