呼吸リハビリテーションの中で、近年一層注目されている運動療法をまとめた最も信頼できるマニュアル。第2版では、COPD以外の慢性呼吸器疾患、COPD増悪の急性期から回復期、胸・腹部術後急性期の呼吸リハビリと、運動療法開始時のプログラム構成の概念図も加え、運動療法を行うための評価、運動療法の実際など、具体的な方法がさらによくわかる
運動療法のプロセスと支援方法
呼吸リハビリテーションにおける運動療法−サマリー−
T 運動療法に必要な病態の理解
運動における一般的な考え方/COPDにおける運動療法
U 安定期における運動療法の実際
適応、開始前の評価/効率的な運動療法のためのコンディショニング/運動療法の実際/トレーニング中の注意事項、対処法、パニックコントロール/再評価(アウトカムアセスメント)/維持のための運動療法、身体活動増進へのアプローチ/緊急時への対応
V 自立を促すためのADLトレーニング
W 包括的アプローチとセルフマネジメント教育
X その他の疾患における運動療法
Y 急性期、急性期からの回復期における運動療法
Z 術後回復期における運動療法
[ 病態、施設規模別の運動療法の実際
資料編:運動療法に関わる主要英語文献:メタ・アナリシスとシステマティックレビュー/6分間歩行試験(6MWT)/シャトル・ウォーキング試験(SWT)/呼吸筋力の測定−口腔内圧測定−/筋力の測定/運動療法の実際/パニックコントロール/日誌(非監視下の運動)/ADL評価表/COPDアセスメントテスト(CAT)/ガイドライン・ドキュメントリスト/診療報酬