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急変対応のABCD
キュウヘンタイオウノエービーシーディー
著者名 編著/石松伸一
在庫なし

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ISBNコード 9784796523271
判型/頁 B5/176頁
価格 2,640円(税込)
発売日 2014/06/30

急変事例を「起こりやすい5つの状況」に分類し、そこから導き出される予測と対応のヒントをわかりやすく解説しました。

急変にはパターンがある!
「急変が起こりやすい」状況とは
・急変の本質:時系列による分類
・「防げる急変」と「防ぎえない」急変
・「急変が起こりやすい状況」の共通点:急変の5つのパターン
・急変の背景:「急変対応のABCD」を意識して動いてみよう
・後悔を明日からの糧に変えて

1 高齢者と薬剤
・解熱薬の坐剤を使用したら、みるみるショック状態に!
・不穏発生!薬剤を次々使用するも、呼吸停止…
・腰椎麻酔で血圧低下。昇圧薬を投与したら、不整脈が発生!
  ほか

2 入院・処置直後
・中心静脈ライン挿入後。SpO2だけでなく、徐々に呼吸状態も低下…
・手術前の気管挿管。直後、突然ショック状態に!
・体位変換時の気管切開チューブ誤抜去。再挿入を試みるが、挿入できず…
  ほか

3 先入観
・大動脈解離B型の患者さん。退院目前、突然意識が低下!
・心電図アラームがよく鳴る患者さん。いつもの電極外れと思ったら…
・下肢骨折で入院。経過良好だったのに、腹痛を訴え、レベル低下!
  ほか

4 トイレ・浴室・移動中
・ターミナルの患者さん。トイレでの排泄後、みるみる顔面蒼白に!
・夜間ポータブルトイレでの排泄時、一時的に意識消失!
・肺炎で緊急入院。車椅子からベッドに移ったとたん、呼吸状態悪化!
  ほか

5 いつもと違う感じ
・「何だか寒い」と訴えた5分後、再訪したら心肺停止!
・寝ているにしては、何か変…と思って近づいたら、呼吸停止!
・バイタルサインに変化はないが、何かおかしい。その後、呼吸状態が悪化!
  ほか

急変対応 早わかりガイド
・必ずおさえて! BLSとACLS
・迅速な対応に不可欠なコミュニケーションスキル
・こんなときどうする? DNARの考え方 

急変対応ポイント一覧

■コラム
解熱鎮痛薬と消化管出血/ラテックスアレルギー/アルブミンの血漿増量効果/周術期アナフィラキシー反応の発生率は?/せん妄ケアの最新トピックス:「J-PADガイドライン」/「寝ている」と「意識障害」、どう見抜く?/急変時の家族対応