日常生活援助から特殊な状態まで、さまざまな看護ケアの場面で役立つポジショニング技術(体位調節技術)を、写真をふんだんに使ってわかりやすく解説しました。
Part 1 日常生活援助とポジショニングの基本
・日常生活援助の際に「体位」を重視することの意味
・ポジショニングの基本となるもの
Part 2 日常ケア場面でのポジショニング技術
・臥位時:安楽を得るための体位
・座位時:ベッド上、椅子上
・頭側挙上の際の配慮点
・経鼻経管栄養場面
・嚥下障害患者の嚥下リハビリテーション場面
・座位(ベッド上、椅子上)での自力食事摂取
・清潔ケア場面
・排泄援助場面(床上排泄)
Part 3 特殊な状態の患者のポジショニング
・呼吸困難を持つ患者
・人工呼吸器装着患者の褥瘡予防
・牽引中の患者の褥瘡予防
・深部静脈血栓症(DVT)管理時の褥瘡予防
・手術室で多くとられるポジショニング(頭低位/側臥位/砕石位)
・浮腫のある患者の褥瘡予防
・身体拘束を行っている患者の褥瘡予防
・在宅患者:進行性難病患者(ALSなど)
COLUMN
車椅子座位時の拘束、停電時の体圧分散用具の対応、座位ポジショニング時のアンカーとバック、観察とアセスメントそして混沌、胸腔鏡下食道切除術は側臥位か腹臥位か?、下肢コンパートメント症候群とは、浮腫のある部位のスキンケア、ALS患者のポジショニングは個別性が重要!