精神保健医療福祉における法律改定・制度変更を踏まえて全面改訂した、精神看護学教育に必須のサブテキストです。
おもな内容
I精神障害をもつ人の看護
●疾患の理解、アセスメントとセルフケア
統合失調症、双極性障害群、抑うつ障害群、パーソナリティ障害、器質性精神障害 ほか
●検査
脳波、画像、知能検査、人格検査、認知、服薬時の血液検査
●治療
薬物療法、電気けいれん療法、精神療法、行動療法、認知療法、家族療法 ほか
●入退院時の対応
入院時オリエンテーション、精神科救急、家族への対応、退院時オリエンテーション ほか
●社会復帰への支援
ケアマネジメント、症状マネジメント、精神科デイケア ほか
●リスクマネジメント
インフォームドコンセント、個人情報の考え方と保護・開示、個人情報の扱い ほか
IIリエゾン精神看護
●成長発達と起こりうる問題
マタニティ・ブルーズ、児童虐待、ひきこもり、不登校、自傷行為、不安症群 ほか
●健康障害と起こりうる問題
自我と防衛機制、不安、抑うつ状態、怒り、拒否、不眠、幻覚・妄想、離人感 ほか
●自己コントロールを高めるためのケア
リラクセーション、ボディイメージ、危機介入、認知行動療法、リカバリーの考え方 ほか
●コミュニケーション能力を高めるためのケア
カウンセリング、アサーション、集団療法(集団精神療法)、SST(社会生活技能訓練)ほか
III事例でみる精神看護の展開
●精神科看護の展開
バイオ・サイコ・ソーシャルモデル、統合失調症、うつ病・躁うつ病 ほか
●リエゾン精神看護の展開
不眠、怒り・拒否、せん妄、精神科リエゾンチームと看護師の役割
資料:精神科でよく使われる薬剤