臨床でよく使う37の看護診断に絞った基準看護計画を掲載。医学問題は、「潜在的合併症」に基づいて標準的な看護計画を策定。看護診断は、最新版「NANDA-I2015-2017」に準拠。
第I部 看護診断と基準看護計画
■1 健康知覚―健康管理パターン
・非効果的健康維持
・非効果的健康管理(リスク)
・感染リスク状態
・身体損傷リスク状態
■2 栄養―代謝パターン
・栄養摂取消費バランス異常:必要量以下
・皮膚統合性障害リスク状態
・口腔粘膜障害
・高体温/低体温
■3 排泄パターン
・便秘
・下痢
・排尿障害/尿失禁
■4 活動―運動パターン
・成長発達遅延
・活動耐性低下
・気分転換活動不足
・身体可動性障害
・人工換気離脱困難反応
・非効果的気道浄化
・非効果的呼吸パターン
・セルフケア不足
■5 睡眠―休息パターン
・不 眠
■6 認知―知覚パターン
・安楽障害
・意思決定葛藤
・急性混乱リスク状態
■7 自己知覚―自己概念パターン
・不安
・自尊感情状況的低下
・ボディイメージ混乱
■8 役割―関係パターン
・言語的コミュニケーション障害
・家族機能破綻
・悲嘆/予期悲嘆
・ペアレンティング障害
・親役割葛藤
・社会的孤立
・社会的相互作用障害
■9 性―生殖パターン
・性的機能障害
■10 コーピング―ストレス耐性パターン
・非効果的コーピング
・移転ストレスシンドロームリスク状態
■11 価値―信念パターン
・スピリチュアルペイン
第II部 潜在的合併症と基準看護計画
・呼吸機能障害
・心臓/血管系機能障害
・神経/感覚系機能障害
・消化器/肝臓/胆道系機能障害
・腎機能障害
・内分泌/代謝/免疫/造血器系機能障害
・筋骨格系機能障害
・生殖系機能障害
・手術の有害反応
・薬物/放射線療法の有害反応
・検査(血管造影・内視鏡)の有害反応
●付録:機能的健康パターンによるNANDA-I 看護診断の分類