最新ガイドラインの方向性、褥瘡・創傷の最新コンセプト、アセスメントや治療・ケアにおける最新機器などの「いま、最も新しい」知見を紹介。臨床現場ですぐに役立つ「アップデート」情報が満載。
おもな内容
Part1 最新ガイドラインにみるエビデンス
■ 新しい国際褥瘡ガイドライン(NPUAP/EPUAP/PPPIA)に見る世界の潮流
■ 日本褥瘡学会の「褥瘡予防・管理ガイドライン(第4版)」では何が変わったか
■ 世界的な褥瘡カテゴリ分類とわが国のDESIGN-R(R)の進化
■ 今後の診療ガイドラインの方向性
Part2 最新の褥瘡・創傷コンセプト
■ 褥瘡治療・ケアの基本となるTIME理論10年の進化
■ 圧再分配の考え方に基づく体圧分散用具の選択・使い方
■ 摩擦・ずれを防ぐ有効なポジショニングとスモールチェンジ法
■ 感染褥瘡とクリティカルコロナイゼーションの考えを整理する
■ 医療関連機器圧迫創傷(MDRPU)の原因を見きわめて予防・ケアする
ほか
Part3 機器・製品の進化で充実する褥瘡・創傷管理
[アセスメント]
■ エコーの基本と褥瘡の一般的アセスメント法
■ DTIをエコーで診断する
■ 下肢血管の血流変化をエコーで評価する
■ 炎症状態をサーモグラフィーで評価する
[治療・ケア]
■ 壊死組織を除去のためのベッドサイドでの簡便なデブリードマン
(コンサバティブシャープデブリードマン)
■ ドップラーモードを併用した安全なデブリードマン
■ 進化した医療用デバイスを用いた創傷治療
■ 振動器を使った末梢血流促進効果による
褥瘡・下肢末梢動脈疾患患者の治療とケア
■ わかってきた 創傷被覆材の「見えなかった効果」:
創傷治癒促進における分子メカニズム
ほか
Part4 褥瘡・創傷ケアにおいて進化する教育と制度・法的トピックス
■ 褥瘡・創傷管理のアドバンス技術を開拓してきた認定看護師教育
■ 創傷治療・ケア領域の特定行為はどのように教育し、実践されるか
■ 褥瘡・創傷の研究・調査が変えてきた診療報酬:
褥瘡対策未実施減算、褥瘡患者管理加算、褥瘡ハイリスク患者ケア加算、
在宅患者訪問褥瘡管理指導料