ペースメーカーを必要とする疾患と、それを理解するための基礎医学の知識、機器についての説明、看護の実践まで、わかりやすく解説。心臓再同期療法(CRT)、植込み型除細動器(ICD)もとりあげました。
ベッドサイドでの観察に役立つ知識が身につく、看護師目線でのペースメーカー、CRT、ICDの本。
おもな内容
● 心臓ペースメーカーって何だろう?
1 心臓の歩調をつくるもの
2 ペースメーカーってどのような構造なの?
3 なぜ、看護師もペースメーカーを知らなければならないの?
● 心臓ペースメーカーの機能
1 ペースメーカーの理解に必要な基礎医学を学ぼう
2 用語を覚えよう
3 モードの文字を覚えよう
4 各モードをしっかり理解しよう
5 特殊なモード「MVP」
● 心臓ペースメーカーの適応疾患
1 洞不全症候群(SSS)
2 房室ブロック(A-V block、AVB)
3 徐脈性心房細動
● 心臓ペースメーカーの設定
1 ペースメーカーには、どのような設定が必要なの?
● 心臓ペースメーカー植込み術を受ける患者の看護
1 ペースメーカー植込み前は、何に気をつければよいの?
2 植込み時(手術室、心臓血管造影室にて)
3 植込み後の病棟にて
4 植込み後の外来にて
● 明日、いきなり心臓ペースメーカー装着
患者を看ることになったら…
1 適応疾患とモードを確認!
2 その他のポイント
● CRTについて学ぼう
1 CRTって何だろう?
2 CRTの適応疾患
3 CRT施行中の看護
● ICDについて学ぼう
1 ICDって何だろう?
2 ICDの構造と機能
3 ICDの適応疾患
4 ICDでの治療
5 ICD装着患者の看護
● 心臓ペースメーカーなどに関するQ&A