褥瘡、スキン-テア、IAD（失禁関連皮膚障害）など、さまざまなスキントラブルに対する科学的なケア方法を網羅。基本的な知識から、病態・状態別の具体的なケア方法まで、最新の知見に基づいてわかりやすく解説しました。
おもな内容
■なぜ今、スキンケアのベストプラクティスが必要か
Part１ 基礎編
■スキンケアにおける看護師の役割
■皮膚の解剖生理とスキンケアの意義・目的
■皮膚に影響を与える要因
①生理的要因、物理的要因、化学的要因、感染等の要因、医療機器等の外的要因
②治療による要因、疾患による要因「デルマドローム」
■皮膚障害の基本的アセスメント
■スキンケアの基本的な技術
■皮膚の徴候別アセスメントとケアの実際
①乾燥（ドライスキン）
②掻痒
③浸軟
④菲薄
⑤肥厚（表皮肥厚・過角化）
⑥出血傾向・皮下出血
⑦浮腫
⑧黄疸
■ナースが知っておきたい皮膚疾患
①湿疹・皮膚炎
②蕁麻疹
③表在性真菌感染症
④細菌感染症
⑤疥癬
⑥表皮水疱症
■ナースのための外用療法の知識
Part２ 実践編
第１部 ハイリスク患者のスキンケア
■高齢者のスキンケア
■低出生体重児のスキンケア
■糖尿病のある人のスキンケア
■透析療法を受けている人のスキンケア
■がん患者のスキンケア
①がん化学療法を受けている患者
②放射線療法を受けている患者
③自壊創をもつ患者
④GVHD（移植片対宿主病）患者
■クリティカル・救急領域における患者のスキンケア
■術後患者のスキンケア（離開創、瘻孔）
■低栄養状態の患者のスキンケア（亜鉛欠乏症含む）
■エンドオブライフにおけるスキンケア
■ステロイド長期服用患者のスキンケア
■免疫不全患者のスキンケア
第２部 皮膚障害別スキンケア
■褥瘡予防・ケア
■スキン-テア予防・ケア
■IAD（失禁関連皮膚障害）予防・ケア
■ストーマ周囲皮膚障害の予防・ケア
■足病の予防・ケア
■医療関連機器圧迫創傷のスキンケア
■リンパ浮腫のスキンケア
■熱傷のスキンケア
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