病気とは何か、患者さんの痛みや苦しみは何に由来するのか―――
病理医ヤンデル先生が、患者さんがよく訴える5つの症状の“みかた”を語る!
インターネットで「病理医ヤンデル」として有名な著者が、最もポピュラーで、出合う頻度の高い5つの症状である「おなかが痛い」「胸が苦しい」「呼吸がつらい」「熱が出た」「めまいがする」の“みかた”を語ります。
「症状を知る」とは、症状もたらす「痛みの正体」を知ること。
そして、「痛みの正体」から、症状をもたらす「病気を探っていく」。
こうした、患者さんの訴えに耳を傾け、寄り添い、「症状を知り、病気を探り」、痛みを取り除く考えかたは、すべての医療者が身につけおきたいものです。
「症状は、『患者さんのつらさ』そのもの」と語る著者のやさしいまなざしから紡がれる、患者さんを救うための新しい物語です。
プロローグ
1章 痛みを知り、痛みと戦うために
2章 腹痛
3章 胸部不快感、胸痛
4章 呼吸困難
5章 発熱と高体温
6章 めまい
おまけのエピローグ