●エビデンスが確立されたスタンダードなケアはもちろんのこと、エキスパートならではの臨床知や最新知見を豊富に取り入れ、今日からすぐに使える知識をわかりやすく解説
●がんでも非がんでも、治療期でも終末期でも、一般病棟でも在宅でも、あらゆる場面で役立つ知識を簡潔にまとめました
口絵:緩和ケアがかかわるきっかけ
1緩和ケアの基礎知識
緩和ケアとは
緩和ケア:理解のポイント
全人的苦悩
意思決定支援
ACP(アドバンス・ケア・プランニング)
家族ケア
経済的な問題
コミュニケーション
リハビリテーション
2場面別・緩和ケア
入院での緩和ケア
一般病棟の場合
緩和ケア病棟の場合
入院以外での緩和ケア
施設の場合
外来通院の場合
在宅の場合
3症状別・緩和ケアの実践
緩和ケアで注目すべき症状
身体的症状❶ 痛み
痛みのメカニズム
痛みのアセスメント
疼痛治療@ 薬物療法
疼痛治療A 非薬物療法
身体的症状❷ 呼吸器症状
呼吸困難
咳と痰
喘鳴(死前喘鳴)
身体的症状❸ 消化器症状
悪心
便秘と下痢
腹部膨満・腹水
食欲不振
悪液質
身体的症状❹ その他の症状
倦怠感
浮腫
褥瘡
吃逆
におい
精神的症状
不安
抑うつ
不眠
せん妄
終末期の苦痛への対応
鎮静
4非がんの患者さんへの緩和ケア
心不全の場合
COPD(慢性閉塞性肺疾患)の場合
認知症の場合
神経難病の場合
5緩和ケア 臨床での重要トピックス
社会的苦痛へのケア
看取り
グリーフケア
がんの親をもつ子どものサポート
小児に対する緩和ケア
COLUMN
骨転移があったら入院すべき?/「がん対策」が重点的に行われているのは、なぜ?/緩和ケアにかかわるガイドライン/「ケミカルコーピング」を知っていますか?/AYA世代のがん患者さんの支援/緩和ケアでよく使われる漢方薬