ブロマンスの時代は終わった……今度は真剣勝負だッ!!
デッドプールがシールドの技術を闇市場に横流ししていることがわかり、スパイダーマンの堪忍袋の緒が切れた。スパイディとデップ―の楽しい競演はもうおしまい……そう、ブロマンスの時代は終わったのだ! 大人気コミックキャラクターの二人が、今度は制限なしの真剣バトルを繰り広げる!
彼らの戦いの場はマーベル・ユニバースを転々とし、最終的にはカメレオンと対決することに……現在のカメレオンは三流の小悪党ではなく、世界でもっとも恐るべきスーパーヴィランへと成長を遂げていた。スパイダーマンとデッドプールはカメレオンの野望を全力で阻止しようとするが、変装の達人が相手では、誰を殴ればいいのかもわからない。我らの凸凹コンビはカメレオンを倒せるのか(そして、その隙にデッドプールはお宝を手に入れられるのか)? それとも、二人の未来が閉ざされてしまうのか……。
【目次・収録作品】
収録作品:『スパイダーマン/デッドプール』#23-28
【著者略歴】
●ロビー・トンプソン[作]……ライター、脚本家、プロデューサー。テレビドラマの脚本家・プロデューサーとして、『スーパーナチュラル』『ヒューマン・ターゲット』『ザ・ケープ 漆黒のヒーロー』などを手がけた。コミックライターとしては、『スパイディ:ファースト・デイ』『スパイディ:アフタースクール・スペシャル』(邦訳版はともに小社刊)のほか、『シルク』『ヴェノム:スペース・ナイト』『ドクター・ストレンジ&ソーサラーズ・シュプリーム』といったマーベル・コミックス作品を手がけている。
●クリス・バチャロ[画]……ペンシラー、アーティスト。カルフォルニア州立大学でアートを学ぶ。マーベルでは『アンキャニィ・X-MEN』『ドクター・ストレンジ』、DC/バーティゴでは『デス:ハイ・コスト・オブ・リビング』『シェイド・ザ・チェンジングマン』などを手がけた。自身が版権を所有している『ウォッチング・アワー』や『スチームパンク』といった著作もある。また『スパイダーマン:ブランニュー・デイ2』や『A+X:アベンジャーズ+X-MEN=最強』(邦訳版はともに小社刊)でも彼のアートを堪能することができる。
●スコット・ヘップバーン[画]……ペンシラー、インカー、アーティスト。DCでは『フォーエバー・イービル:ローグズ・リベリオン』や『ティーン・タイタンズ』のほか、『フラッシュ:邪悪なる閃光(THE NEW 52!)』(邦訳版は小社刊)などを手がけ、マーベルでは本シリーズのほかに、『デッドプール』『ノバ』『パワーマン&アイアン・フィスト』などを担当した。
●マーカス・トゥ[画]……ペンシラー、アーティスト。アスペン・コミックスで『ファソム』『ソウルファイヤー』、テレビドラマ『HEROES』のコミック版といった作品に関わり、その後、DCコミックスで『レッドロビン』を担当する。DCでは『フラッシュ:ローグズの逆襲(THE NEW 52!)』(邦訳版は小社刊)や『ハントレス』などを手がけ、マーベルでは『ニューウォリアーズ』や『X-MEN:ブルー』などを手がけた。
●マット・ホラク[画]……ペンシラー、アーティスト。本書の他に『パニッシャー』(マーベル)、『ザ・コヴェナント』(イメージ・コミックス)『ドクター・クロウ』(215 INK)などを手がけている。
●高木 亮[訳]……1967年生まれ。三重県出身。おもな訳書に小社刊行の『スパイダーマン/デッドプール』シリーズや『デッドプール』シリーズのほか、『スパイダーマン:ヴェノム VS. カーネイジ』『ベスト・オブ・スパイダーマン』『マーベル・アベンジャーズ事典[増補改訂版]』などがある。
(C) 2018 MARVEL