ファッションデザイナー、アベ・ケンショウ魂の記録
1980年代、東京コレクションの雄と称されたファッションデザイナー、アベ・ケンショウ。サッカー Jリーグ・清水エスパルスのユニフォームを手掛けるなど、順風満帆の人生を送っていた44歳のとき、難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)の宣告を受ける。―「思考することを止めない限り、何かを生み出せるのではないか」という想いで、会社、ブランド、家族のために ?今の自分ができること″に取り組みはじめる。57歳でこの世を去るまでに遺した、デザインコレクション、言葉と絵、愛した品々などで綴る、アベ・ケンショウ魂の記録。