宇宙と私たちの生命はどうつながっている?
今から百数十億年の昔、宇宙や地球はどのように誕生し、生命はどんな過程をとって生まれ、進化してきたのでしょうか。そして、私たちの生と死は宇宙の中でどのような意味をもつのでしょうか。本書は、医師として人の生と死に向き合い寄り添ってきた著者が、宇宙や地球、生命の誕生と進化について考え、生と死を原子のはたらきから説き明かした科学絵本です。生命が原子として、この宇宙の中で永久に存在し続けるなら、私たちは大切な人とも宇宙のどこかで再び会うことができると語りかけます。宇宙の広大なスケールと私たちとのつながりの不思議さに、思いを馳せてみる――そんな気持ちが湧いてくる一冊です。