名優二人の芸と昭和の上方歌舞伎を綴る
歌舞伎エンターテインメント誌・月刊「演劇界」で一年間連載した、山田庄一氏と渡辺保氏の対談「上方歌舞伎の名舞台」を単行本化。劇評家・渡辺保氏を聞き手に、戦前から歌舞伎を見続けている演出家の山田庄一氏が、上方を代表する名優――二代目實川延若と三代目中村梅玉――の至極の芸を、それぞれの役を取り上げながら語ります。 二人の芸を中心に、昭和初期の上方歌舞伎を知る貴重な記録となる一冊です。
収録演目は、仮名手本忠臣蔵/義経千本桜/鎌倉三代記/盛綱陣屋/夏祭浪花鑑/本朝廿四孝/十種香/熊谷陣屋・沼津/山田庄一が綴る二人の芸、他。演目ごとの、当時の貴重な舞台写真も掲載されています。
【編集者からのおすすめ情報】
時代物、世話物問わず、幅広い芸域で二枚目や実悪、女形も演じ、昭和初期の上方歌舞伎を牽引した二代目實川延若。初代鴈治郎の相手役として数々の名舞台を残し、終戦後は六代目尾上菊五郎の相手役も勤め、東京でも絶賛された三代目梅玉。映像で見ることは叶わない名優たちの芸が、実際にその舞台が目に浮かぶように綴られています。
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